コラム

小児矯正をする前に知っておきたい注意点とリスクについて

小児矯正は、噛み合わせの問題を改善し理想の歯並びを実現する治療ですが、治療前に知っておくべき注意点やリスクがあります。本ページでは小児矯正をする前に知っておきたい注意点とリスクについて解説します。

小児矯正とは

歯科衛生士と小児患者

小児矯正とは、歯並びを正常な状態に整えるための歯科治療の一つで、主に乳歯が生えている子供の歯並びを改善するために行われます。歯並びが悪いと、噛み合わせが悪くなり、歯並びの美しさだけでなく、歯の健康や口腔内の機能にも影響を与えることがあります。小児矯正では、歯並びを整えるための装置を歯に取り付けることで、歯を動かし、正しい位置に整列させることができます。治療期間は個人差がありますが、一般的には数ヶ月から数年程度かかります。小児矯正は、成長期の子供の歯並びを改善するために行われるため、早期に治療を開始することが大切です。

小児矯正をする目的とメリット

小児矯正の目的は、歯並びを正常な状態に整えることです。歯並びが悪いと、噛み合わせが悪くなり、歯の健康や口腔内の機能にも影響を与えることがあります。特に小児の場合は、成長期に歯並びが乱れることが多く、そのまま放置しておくと将来的に歯や口腔内のトラブルを引き起こす可能性があります。
小児矯正をすることによるメリットは、以下の通りです。

歯並びの改善による審美性向上

小児矯正によって、歯並びを整えることができます。美しい歯並びになることで、自信を持って笑顔を見せることができるようになります。

歯の健康維持

歯並びが悪い場合、歯の表面に汚れや歯垢がたまりやすく、歯周病や虫歯などのリスクが高くなります。小児矯正によって、歯並びを正常な状態に整えることで、歯の健康維持にもつながります。

咀嚼機能の改善

歯並びが悪いと、噛み合わせが悪くなり、食べ物を十分に咀嚼することができず、栄養バランスが偏る場合があります。小児矯正によって、咀嚼機能が改善され、健康的な食生活を送ることができます。

小児矯正によって起こり得るリスクや注意点について

リスクとして、歯肉炎や歯周病、虫歯などが挙げられます。矯正器具が歯の表面に付着したまま清掃が行えないため、食べ物のカスや歯垢がたまりやすくなります。そのため、矯正中は特に歯磨きに注意が必要です。矯正器具が喉に詰まる危険性もあります。特にスポーツ中では、マウスガードを着用するなどの対策をとりましょう。矯正中は、食事に注意が必要です。硬いものや粘着性のあるものなど、矯正器具が破損する恐れのある食べ物は避けるようにしましょう。また、矯正治療に伴い、痛みや不快感が生じることがあります。特に、矯正器具を装着した直後や調整時には痛みが生じることが多いです。また、口内炎や舌の傷なども発生しやすいため、矯正中は忍耐力が求められます。矯正器具が外れたり、破損したりした場合は、すぐに当院へご相談ください。治療期間が延びたり、効果が損なわれたりすることがあるため、早めの対応が重要です。小児矯正は、子供の成長に合わせて矯正器具の調整が必要になるため、通院回数が多くなることがあります。保護者の方の負担や子供のストレスにならないように、事前にしっかりと情報を収集しておくことが大切です。小児矯正には、リスクや気をつけるべき点がいくつかありますが、歯並びを正しく整えることで、将来の歯の健康や噛み合わせ、口腔機能の改善につながるメリットがあります。

枚方市で小児矯正をするなら青島歯科クリニックへ

小児矯正について、その目的やメリット、そして注意点やリスクについて解説してきました。小児矯正は、歯並びが悪くなってしまう前に、歯や口の中の発育を促すことで将来的な歯並びの良さを確保するための治療です。歯並びが悪いまま放置しておくと、歯の異常摩耗や噛み合わせの不良などの問題が生じることがあります。そのため、小児矯正によって将来的な歯並びの良さを確保することができるのです。
しかし、矯正中にはリスクや注意点もあります。適切なケアを行うことで、より良い結果を得ることができるでしょう。また、矯正治療は長期間にわたるものであり、家族全員が協力し、治療期間中の生活習慣の改善を心がけることも重要です。ご不明な点があれば、青島歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。

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